花形歌舞伎に行きました。
平成の三之助、4世尾上松緑 丈(2世辰之助)、5世尾上菊之助 丈、11世市川海老蔵 丈(7世新之助 以上生年月日順)の勢揃いした花形歌舞伎が、新橋演舞場で11月開幕した。若さと色気で売っていた三之助も三十路に差し掛かり、内容の充実が各方面から聞こえる中での芸の競い合い。正しく火花を散らす三つ巴の競演なんですが、やはり内容の充実してきた三方だけに、競演も競艶とも言うべき華のある舞台でした。今回見に行った昼の部は、松緑が番町皿屋敷、海老蔵の弁慶に菊之助の富樫が評判の十八番 勧進帳、白波五人男で知られた弁天小僧を菊之助が、南郷力丸を松緑が演じ、4世高島屋が日本駄右衛門で花を添える、弁天娘女男白浪の3本でした。4世左團次 丈を筆頭とする競演陣も、今回はテレビのバラエティーでもすっかり御馴染みになった、スーパー歌舞伎で有名な美形の澤瀉屋 市川春猿や市川段治朗、音羽屋の坂東薪車や市川松也と言った、いずれ劣らぬ美貌の役者をこれでもかと盛り込んで、江戸の昔の錦絵を髣髴とさせるような、美の競演となったのです。一言では語りつくせぬ魅力はこの後で。
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