しーちゃんに涙
昨日は仙台でお仕事があったため、千歳からANAに乗りました。私はANAに乗ると、9chのかじわらしげるの懐メロか、10chの落語を聴くんですが、今月の懐メロの中に私の好きだったしーちゃんことあべ 静江さんのみずいろの手紙が入っていたんですね。バカな話なんですが、しーちゃんのあの透明感のある声で語られたり「なおさら募る恋心・・・」なんて歌われると、つい無意識にはらはらと涙がこぼれてしまって。笑顔のまま涙を流す44歳の不気味なとっつぁんに、なんともやさしい(そして別嬪さんの)CAさんは一応声をかけてくれるんですが、まさかあべ 静江を聴いて涙を流しているなんて間の抜けた返事も出来ないし、返事に窮した次第です。
私は自分が不細工なもんですから、とくにガキの頃から面食いでして、好きなアイドルもみんなその当時の美人ばっかりなんです。物心ついた最初が小川知子さんで、岡崎友紀はちょいと毛色が違うものの、吉永小百合、松原智恵子、吉沢京子、仁科明子、村地ひろみ、安西マリア、松阪慶子、麻丘めぐみなど、その当時の美人といわれる人々に憧れる面食いでした。中三トリオでも桜田淳子のファンでしたし、木ノ内みどりや小林麻美なんて人々も好きで、アイドル豊作の50年代後半では、中森明菜と小泉今日子が好きでしたね。
その面食いの私が小学校4年の時に「コーヒーショップで」でデビューしたのが、しーちゃんことあべ 静江さんでした。浅田美代子が市民権を得て「歌が下手でもアイドルになれる」時代の中で「なんて歌が上手できれいなおねえちゃんなんだろう。」と、10歳の洟垂れ小僧はもうそれはそれは熱狂したもんです。後のミスDJの嚆矢ともなる、女子大生素人DJの草分けで、アイドルというには22歳という年齢がちょっと売り出すのに難しかったのかもしれません。それとともに、彼女の聡明で真面目なところが本格派志向となり、隣の真理ちゃんこと天地真理以降素人臭さが次第にアイドルに親近感を与えて人気を上げた風潮の中で、ちあきなおみや小柳ルミ子とまでは行かないものの実力のある新人として、ファンとの距離を縮められなかった原因でしょう。そうなると、新時代のアイドルほど聴衆に訴える特徴が無くなってしまった事は、返す返すも残念です。彼女の非常に整った容姿を前面に事務所が売り出すために彼女に緘口令を敷いたため、彼女は明るい本音を閉ざさざるを得なかったのも残念な気がします。実際の彼女は浅漬けのコマーシャルは砕けすぎとしても、本来その美貌からは想像もつかないほどの2枚目半で親しみやすい人ですから、もう少し時代が下っていたら、バラドルの先駆けとして大成されたのではないかと思います。実際奇抜な衣装で物まねに出た時は、結構受けてましたしね。砕けてしまった、あるいは太って緩んでしまったなどと言われた頃でも、私にとっては、いつまでも歌のとっても上手なきれいなお姉ちゃんなのです。
家に帰って早速You Tubeを覗くと、出てきましたよ、しーちゃんの若き日の動画が。家に帰って来て、またひとしきり思い出に浸った、あと2週間足らずで45歳になるしーちゃんと同じ干支のとっつぁんなのでした。
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